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旧イリアイ町界隈には『たまりみず』という名のサビ崩れたカフェがあります。そこでは、退屈に閉じ込められた他愛の無い、やっぱり退屈なお話がたっぷり詰まっています。そんなお話たちの一片をごらんになれる地球で唯一の場所。。

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フランケン☆タクシー 

こんなときに限って寝坊してしまった。

うっかり飲んだ昨晩のウイスキーがいけなかったらしい。

あくびをすると、ほんのりウイスキーが香ってきた。

あくびなどしている場合ではなかった。

時計を見れば9時前だ。

10時から本社で最終面接が入っていた。

ようやく内定が決まりそうな運びになっているのに、まさか遅刻などできるはずがなかった。

慌ててスーツを着て髪を整え、カギをかけるのも忘れて一目散に自宅を飛び出した。


駅でタクシーを拾って駆けつければ、十分にまだ間に合うはずだ。

10分程度早く着けば、缶コーヒーでも飲んで、ゆっくり緊張をほぐす余裕だってある。


鞄を抱えて国道沿いを走っていると、偶然にも空車のタクシーが通りかかった。

ボクは思わず手を上げた。

「四菱商事の本社までお願いします」

威勢のいい運転者だった。

「了解!お客さん、運がいいですねえ」

「はい?」

「今日はこんなにもいい天気だ」

確かに今日はカラっとした素晴らしい晴天に見舞われていた。

自宅から走ったせいで首筋が汗ばんでいた。

「急いでるんです。少し飛ばしてもらえますか」

「ははーん。お客さん。寝坊したんでしょう?」

「10時から最終面接なんです」

時計は9時15分を回っていた。

「そいつぁー、大変だ。あと44分27秒しかない」

「そうです。だから、飛ばしてください!」

「了解しました」

運転手は帽子のつばをつまんで、

「・・と言いたいところだけど、道路交通法違反しない程度にね」

「この際、違反してもらってもかまいませんよ。法定速度で走ってる車なんて無いでしょう」

「そういうわけにも行きませんよ。私はこれでもプロでね。プロは決まり事をきっちり、守った上で正確に安全にお客様を目的地へお届けする。この仕事を始めてもうかれこれ20年にもなりますが、私はこれだけはきっちり、と自分なりに遵守してきたんです」

「きっちり」という言葉をやたらと強調して、ボクを諭すように言った。

タクシーは法定速度を文字通りきっちりと守りながら、のんびりとした走行を始めた。

運転手はいつの時代やらわからないような鼻歌を呑気に歌いながら、時折「右よし!左よし!」と、おおげさに左右を確認した。

「10時に四菱商事、大丈夫なんでしょうか?」

時計を見れば9時26分を回っていた。

「あと33分51秒ですな。できるだけ、急いでみますよ」

運転手はのんびりとした口調でそう言うと、また鼻歌を歌い始めてしまった。


少し焦ってきた。

あと30分しかないというのに、駅にして2駅ほどしか進んでいなかったのだ。

「あと30分!急いでください!遅刻してしまうよ」

「まあまあ、落ち着いて。今日はいい天気ですねえ。こういう天気の日には高原へ行きたくなる。風が気持ちいいんだなあ」

と、運転手は窓を開けた。

午前中のさわやかな風が一気に車内に入り込んできた。

「そうだ、お客さん。高原へでも行ってみませんか?」

「行かないって。行くわけないでしょう」

「御代は割引いておきますよ」

「そういう問題じゃなくて。ボクは今、急いでるんです。面接があるって言ってるでしょう、さっきから」


「ちっ」

唐突に、運転手が舌打ちをした。

「フランケンだ」

先ほどまでの上機嫌が嘘のように、低い声を絞り出すように運転手が言ったのだった。

「フランケン?」

ボクはきょとんとして尋ねた。

「お客さん、悪いが相乗り願います」

「相乗り?だからボクは急いでるんだって。わからない人だなあ」

「だが、しょうがない。フランケンに出くわしてしまったのですから」

「フランケンって何?」

あまりの困惑に語尾の発音が思わず裏返ってしまった。

「見ればわかるでしょう、あんたも疎いなあ」

うなだれるように運転手が言った。

国道沿いで手を上げていた大男の前で、タクシーはゆっくりと止まった。

身長にして2メートル以上はあるだろうか。

随分と手入れのされていないよれよれのジャケットを着た、額の広い大男だった。

大きな瞳は常に半分程度閉じられており、その代わりといっては何だが、口は常に半分ほど開いており、口の中に小虫が入り込んでくるのも好きにさせていた。

タクシーに、どうしたわけかその大男が乗り込んできたのだった。

後部座席のボクの隣に来た大男は、あまりの巨体のため、瞬く間にシートの2/3を占領してしまった。

ずっしりと重たい体で、車体がぐらっと傾いた。

「フンガー!」

大男はボクを見下ろすと、一言そう言った。

何なんだいったい。

ボクはなるべく大男の方を見ないようにして、

「どうでもいいけど、急いでください!早く!」

9時43分を指していたが、あと10分も走れば四菱商事にたどり着けるところまでは来ていた。

とりあえず10分で到着しさえすれば、こんな奴はどうだってかまわない。

車内では運転手と大男の会話が繰り広げられていた。

「ふんがー」

「そうですねえ、今日は本当に良い天気でございます」

「ふんがー」

「それは災難でございました。最近ますます物騒でございますね」

「ふんがー」

「ええ」

「ふんがー」

「はい」

「ふんがー」

「今朝の朝食は大福と沢庵でございました」

「ふんがー」

「私の健康の秘訣は、なんといっても青汁とおなら体操でございます」

「ふんがー」

「きゅうりと大根でしたら、私は絶対に大根を選択します」

「ふんがー」

「どうやらNASAの研究チームが開発したらしいのです」

「ふんがー」

「あははははっ、どうしてお分かりに?昨日久しぶりに散髪したのでございますよ」

「ふんがー」

「私はブリーフ派でございます」

「ふんがー」

「どうして私が痔だとおわかりになられたのですか」

「ふんがー」

「スカンクやハイエナでは少し懐きにくいのでございましょう」

「ふんがー」

「私はチャーリー浜を尊敬しております」

「ふんがー」

「シャンプーハットは今も手放せません」

「ふんがー」

「朝は忙しいのでトイレの中で歯を磨きます」

「ふんがー」

「ギャグ?でございますか?」

「ふんがー」

「急に申されましても」

「ふんがー!」

大男が少し大きな声を出した。

その声でびくっとした運転手は恐る恐る、

「それではひとつ」

「ふんがー」

「・・象さんだぞう」

と一言、言うに詰まってつまらぬダジャレを放った。

その途端、大男は黙り込んでしまったのだった。

なんだかよくわからないが、車内に嫌な空気が漂ってしまった。

涼しいはずの運転手の額からひと雫、汗が頬を伝った。

ごほんっ。

静寂を破って運転手がひとつ咳払いをした。

「布団が、ふっとんだ」

それでも大男は黙り込んだまま、表情ひとつ変えず前方を見つめていた。

口が半開きのためか、呼吸をする度にウゥーウゥーと微かな音を漏らせていた。

「もう少しペースを早めてもらえませんか。向こうへ着いたら少し呼吸を整えたいんで」

「あんたは黙ってなさい。本当に疎いな」

運転手は吐き捨てるように言った。

どうしてボクが怒られなければならないのかわからなかった。

「疎い疎いって何が疎いんですか、さっきから」

運転手の頬に、また一筋の汗が流れた。

「こんな洒落でも聞きなしゃれ」

やはり大男は黙り込んだままだった。

半開きの口から、うめき声のような音を出し続けていた。


タクシーは法廷速度をきっちりと守って、相変わらずの走行を続けていた。

次の交差点を右折すれば、ボクの目指す四菱商事の玄関先へ到着する。

時計を見ればまだ9時48分だった。

なんとか間に合いそうだ。

これで頭の中を面接のこと一本に切り替えることができる。

最終まで残れたのだから、あとはボクの熱意だけだ。

「このあいだ、久しぶりになわ跳びをしたのですが・・」

恐る恐る運転手が口を開いた。

「足がもつれて転んでしまいまして」

しばらく沈黙が続いたあと、先ほどまで黙り込んでいた大男が、突然にも鼓膜が破れるかと思うほどの大音量で咆えた。

「ふんがーーーー!」

正確には、大笑いをしたのだ。

「スっ転んで額にたんこぶが出来てしまいました」

と運転手が言うと、

更に大笑いをし、足をジタバタとさせるので車体が左右に大きく揺らいだ。

調子に乗った運転手は、後ろを振り返り、

「ほら、これがそのたんこぶです」

と、帽子をあげて大男に見せたものだから、今度はお腹を抱えて大男は呼吸が止まるのではないかというほどに笑い転げてしまった。

「あっ、運転手さん。そこの信号のところで降ろしてください」

「たんこぶ、だよーん」

「ふんがっはっはっ!」

「ちょっと運転手さんって」

「たんこぶ、たんこぶ」

「ふんがっはっはっ!」

「ちょっと止めてくださいよ!」

ボクの声が大男の笑い声で完全に掻き消えてしまって、運転手には届かなかった。

「止めてください、ここでいいんです!」

「たんこぶぅ~」

「ふんがっはっはっ!」

そんなやり取りをしていると、タクシーはこともあろうことに、四菱商事の前を素通りしてしまったのだった。

タクシーは後続車に追われるように進み、本社から遠退いて行ってしまった。

車内では、まだ笑い声が大音量で響いていた。

「ちょっと、ちょっと待って!止まってください!過ぎちゃったよ!」

「フランケンさんが中央橋でお待ち合わせなんですよ。今日はデートの模様です」

「なんだ、聞こえてるんじゃないか。そんなことはどうだっていいから早く降ろしてください!」

「橋はすぐ近くですよ。まずはそちらへ行ってから」

「降ろしてください!警察に通報しますよ」

「まもなく中央橋に到着です」

さすがに笑い疲れたのか大男も黙り込んでしまっていた。

まもなくタクシーは静かに、すべるようにして中央橋へと入った。

橋の上では大男に負けないくらいの大女が立ち尽くしており、ひと目でこの大男の連れ合いなのだということがわかった。

広い額に太くて大きな指で器用にもファンデーションを塗りたくりながら、大男の到着を待っていたのだった。

タクシーが近づいたことを察して顔を上げると、やたらと赤い口紅が目に付いて、ボクのまぶたから離れなかった。

到着すると大男は運転手に一言ふんがーとだけ言い、ボクの方をちらと横目で見ると、タクシーから降りていった。

車外に出た大男を見て、大女がその巨体に似つかわしい声で恥ずかしそうに、

「ふんがー」

とひとこと言った。


時計を見れば9時57分だった。

「早く戻ってください!まだ間に合う!」

帽子を脱いだ運転手の頭は汗まみれになっており、はげ頭に薄い髪が貼り付いていた。

と、くしゃくしゃのハンカチで頭の汗をぬぐい取ると、タバコをくわえて火を着けた。

「何やってんですか!早く車を出して!」

「あー。なんだか、むしゃくしゃしちゃったなあ」

運転手は座った姿勢でぐいっと伸びをした。

「早く出してくださいって!人生がかかってるんだよ!」

タバコの煙を鼻からスーっと出して、

「そうだお客さん、気分転換にやっぱり高原へ行きませんか」

「何わけのわかんないこと言ってるんですか!」

「御代はツケにしておきますよ」

「だからそうじゃなくて!」

「今頃は水芭蕉の花がキレイなんです」

運転手はボクの返事に耳も貸さずにタクシーを走らせた。

国道に入るとスピードをどんどん上げて、タクシーは四菱商事から遠ざかってゆくのだった。

目指す高原までは2時間程度だ。

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2007/05/23 13:28|習作倉庫TB:0CM:0

【小説】 明るいバス☆ドライブ 

市役所まで住民票の写しがいるというので、十数年ぶりかで市バスに乗った。

なんでも面倒なことは決まってボクに回ってくるのは、いつものことなのだ。


日差しの明るい良く晴れた午後で、バスの中の乗客はみなうつらうつらとしていて、ゆったりとした時間が漂っていた。

頭の3倍はあろうかという大きなリュックを、不釣合いにも背負いながら老婆が腰掛けている。

小学生の親子連れは、紙袋をくしゃくしゃと言わせながら調理パンを食べている。

真っ黒なシルクハットを深々とかぶっている黒ずくめの男。

シルクハット?

昔のギャング映画に出てきそうなスタイルのこの男も、今の世の中、特に珍しいってわけでもない。

成りきり映画オタクなんてそこいらじゅうにたくさんいる。

「どちらまで?」

ふいにその男がボクの横へ腰掛て口を開いた。

「ちょっとね、市役所まで」

「奇遇だな。私も丁度同じ事を考えていたんだ」

「奇遇ってそんなときに使う言葉なのかな」

「では何と?」

「失礼ですが初対面なわけだし」

男は当惑して答えた。

「ちょっと待ってください。そのカバン、ひょとして私のカバンじゃないかな」

ボクの手提げカバンを見ながら男が言った。

「まさか。これは間違いなくボクのカバンです」

「では証拠は?あなかのものだとする確たる証拠があるのですか?」

カバンの中にはマルボロとライター。それにメモ帳。ボールペン。それから古本屋で買った文庫本が2冊。

「ほら、どれも誰もが持ちえるものだし、私が10年前に失くしたカバンとそっくりなのですが」

「10年前って。そんなカバンとうに朽ち果てているんじゃないですか。これは紛れも無くボクのカバンです」

「だが、証拠が無い」

「じゃ、あなたのものだという証拠があるってんですか?」

男は黙ってポケットからサインペンを取り出し、こともあろうかボクのカバンに何事かを書き付けた。

山田泰蔵

「ちょっと、なにするんですか!ボクのカバンに」

「これがその証拠です。私は山田泰蔵。ほら名刺だってある」

男が差し出した名刺には、確かに山田泰蔵という名前が記されていた。


○○建設 営業部課長補佐

山田泰蔵


「今、あなたが書いたんじゃないですか!いったいどういうつもりなんですか」

男は唇の端をひくっと吊り上げて笑い、

「ねえ、おばあさん。ここに私の名前が書いてあります。私は山田泰蔵。免許証、保険証にもそう記されています。これは私のカバンです。間違いありませんね?」

大きなリュックを背負ってうつらうつらとしていた老婆は、皺だらけの目を薄く開いて、面倒臭そうに答えた。

「そうだね、その通りさねえ」

「ほら、証拠ができました。これは私のカバンということで、異論はありませんね?」

「馬鹿馬鹿しいにもほどがある。こんなことが世の中まかり通るとでも思っているんですか」

「だけど、あなたには証拠が無い。あなたのものだとする証拠は一切ない」

「家に帰れば妻が証言してくれますよ。去年、一緒にこのカバンを買ったのを見てるんです」

「同じデザインのカバンなんて世の中無数にあるものです。肝心なのはサインがあるのか無いのか」


「ちょっと運転手さん、この人ヘンなんです、どうにかしてください」

しばらく間があってから、静かに低い声で運転手が言った。

「お客さん、運転中は立ち上がらずシートにお座りください。最近、スッ転んで頭を打った爺さんがいて社内じゃ問題になってるんです」

「だから、この人がボクのカバンを取り上げようとするんです」

「座ってくださいと言っているんです」
運転手は面倒臭そうに繰り返した。

「だけどボクのカバンが」

「カバンが無くたって死ぬわけでもなし。ちょっと大げさすぎやしませんか」

「ボクのカバンが盗られたんですよ。大げさなもんか」

「落ち着いてください。とにかく」

「これが落ち着いてられますか。あんたおかしいよ」


ベキッ!


何かが潰れるような音がして、バスが大きく揺らいだ。

その拍子に、親子連れが食べていた調理パンが軽やかに宙を舞い、焼きそばが分解して辺りに散乱した。


「ほら。言わんこっちゃない。犬を轢いちまったよ。お客さん、次のバス停で降りていただきますよ、まったく迷惑料を取りたいもんだよ」

「だからボクのカバンが!」

「いい加減にしなさいよ、あんた一体どういうつもり」

横から口を挟んできたのは、先ほどまで黙々と調理パンをかじっていた親子の母だった。

「焼きそばがこんなに飛び散っちゃって。まだ半分以上、食べられたのよ」

「焼きそばなんてどーだっていいでしょう!ボクのカバンだよ、今は」

「焼きそばがどーだっていいですって。あなた食べ物を粗末にしてもいいと育てられたの?」

「そーじゃないけど」

「でしょう。あなたのお母さんだってきっと同じ事を言うに決まってるわ」

「私は焼きそば、大好物ですけどねえ」

と、先ほどまで黙っていた黒ずくめの男。

「元はといえば、原因はあんたでしょう。返してくださいよ、ボクのカバン」

「あたたも物分りが悪い。これは私のカバンだと言ってるでしょう」

「運転手さん!お願いしますよ、この人どーにかしてよ」

「到着しましたよ、バス停」

運転手はぶっきらぼうに、フロントガラスを見ながら言った。

「早く降りてください。ダイヤが乱れます」

「そうよ、こっちも急いでるのよ、早く降りなさいよ」

「それでは御機嫌よう」


ボクはなんだか脱力感に捉われた。

一歩一歩出口へ向かって歩いたが、未練がましく後ろを振り返り、

「そうだ、おばあちゃん。そのリュック、ボクのリュックじゃないかな。10年前に失くしたボクのリュックじゃ」

老婆は眠たい目をこすりながら、顔をこちらへ向けた。

「中身を改めさせていただきますよ」

ボクは乱暴にリュックを開いて中身を取り出した。

中から大きな大きなスイカが出てきたのだった。

「ほら、このスイカ。どこにだってあるスイカじゃないか。さっきボクが八百屋で買ったスイカとそっくりだ」

「ね、皆さん。これ誰のものかなんてわかりませんよね。婆さんのものでもボクのものでもありますよね」

運転手も、親子も、黒ずくめの男も黙っていた。

ボクは乗客全てに披露するように、スイカを高々と持ち上げてみた。

ここで名前を書き込みさえすれば、ボクのものになるのだ。

スイカをゆっくりと一周させていると、小学生の男の子が甲高い声を車内に響かせた。

「なかむらちづえ!」

「え?」

スイカにはマジックで大きく名前が記されていたのだった。

黒ずくめの男が、含み笑いとともに言った。

「そのスイカはそのお婆さんのものです」

2007/05/06 22:49|習作倉庫TB:0CM:0

プロフィール

ろんど

Author:ろんど
高校時代に伝説のパンクバンド『Felicitous Dog』のメインボーカルとして活躍。ライブ活動多数。「今夜はオレのためにありがとう」などのMCで一躍脚光を浴び大スターの座に躍り出た。高校3年の学祭ではトリを務め、全校生徒を完全に魅了した。バンドは高校卒業時解散。
その後デュオ『Power of myth』のメインボーカルとして再び音楽活動に入る。神話的イメージとタンゴ調POPSの融合を試み新しい音楽の創造に尽力、友人、知人、他人、周辺住民の間で一世を風靡した。活動期間わずか4年で解散。
一方、大学在籍一年時に非公認サークル『創作文藝会』を有志4人らとともに創設。初代~3期の会長に就任。文芸同人誌 『ん!?』の編集長として創刊号から第9号まで手がける。
自身も小説、ポエム、エッセイ、旅行記など幅広く投稿し作家としての一面も合わせ持った。淡い青春時代の虚栄心を克明に描いた処女作『はげ』で衝撃のデビュー。『正常な狂人』『路地裏メルヘン倶楽部』『テープスペクタクル』『シルエット』『おやっさんの体験談』『山田X』『光芒の黒』『循環』など次々とヒット作を連発し、ファンタジックな世界観をやさしく流麗な文体で表現した悲喜劇が主に女性読者層のファンを集めた。また自身の旅行記を著した『中国おったまげ探訪記』『インド・ネパールぶったまげ放浪記』などアクティヴ派作家としての一面も持ち、抱腹絶倒で痛快な文体は学生諸君に夢と希望を与えた。詩人としては、銀色夏生をもじったペンネーム 金色なめを で純情恋愛ポエムを次々と発表。学内の話題を総なめにした。他、読書案内の『ろんどのやけっぱち書房』シリーズ、映画紹介の『寝巻きでシネマ館』シリーズなどがある。
第3期目には非公認サークルから大学公認クラブへと昇格させ、大学から予算がおりるようになるやいなや、連日連夜に渡って放蕩の限りを尽くした。
学生時代はインド、ネパール、インドネシア、中国、西欧諸国等海外放浪をライフワークとした。おかげで日本社会に馴染みきれないもどかしさがある。

現在はしがない会社員。一児の父。趣味は散歩と昼寝の他、特にない。座右の銘は『私が自画自賛しなければ一体誰がしてくれよう』である。

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