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旧イリアイ町界隈には『たまりみず』という名のサビ崩れたカフェがあります。そこでは、退屈に閉じ込められた他愛の無い、やっぱり退屈なお話がたっぷり詰まっています。そんなお話たちの一片をごらんになれる地球で唯一の場所。。

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夏の風物詩 ~落雁~ 

お店が関西空港に近いため、外国人のお客様が非常に多く、店内では常に英語、中国語、韓国語などが飛び交っており、いつも対応に手を焼いている。

何事かあると、必ず内線でボクか店長が呼ばれてしまうのだ。

英語はまだしも、中国語はボクの語彙力では、『ニーハオ』『シェイシェイ』『サイチェン』『ハオチー』くらいしか無く、しかも発音についてもかなり疑わしい。

韓国語となると更によくわからない。

まあ、そのうちわかるようになるだろう。。

なるのか?(汗)


昨日、売場で盆菓子を持ってウロウロする白人男性を見かけた。

見るからに旅行者。

店頭コーナーに飾っていた盆菓子を見て、目を輝かせたのだろう。

うむ。確かに見た目は大変美しいかもしれない。

食べるもんじゃないのになあ、わかってないね~。とか思っていたら、案の定レジから内線で呼ばれた。

駆けつけてみると、先ほどの外国人である。

やはり・・。

手にした落雁を見せて、
「これは食べれるの?」

「食べれないこともないけど、砂糖の塊で見た目ほど美味くないです」

「じゃ何に使うの?」

「ニッポンの古くからの文化で、お墓や仏壇にお供えするのです」

「えっ!お墓!」

と言うと、大笑いして帰って行った。(汗)


確かに食べて美味い落雁もあるかもしれないが、スーパーで売っているようなものはほとんど食べないだろう。

その前にボクの実家は天理教なため、こういった仏事にはまったく縁がなく育ったのでよくわからない。


落雁(らくがん)は、米などから作った澱粉質の粉に水飴や砂糖を混ぜて着色し、型に押して乾燥させた干菓子である。名は近江八景の「堅田の落雁」に因んでつけられたという説と、中国の軟落甘の「軟」が欠落したという説とがある。

落雁の製法には二通りある。

すでに蒸して乾燥させた米(糒)の粉を用い、これに水飴や砂糖を加えて練り型にはめた後、ホイロで乾燥させたもの。
加熱していない米の粉を用いて1.同様に水飴を加え成型した後、セイロで蒸し上げた後、ホイロで乾燥させたもの。
1.は通常落雁と呼ばれる物であり、2.は白雪糕(はくせつこう)と呼ばれるものである。 2.は新潟県長岡市の越の雪が有名である。ただし、改良の末、1.に限りなく近い製法となっている。

製法は明時代の中国における軟落甘(小麦粉・米粉を水飴や脂肪で練り固めて乾燥させた菓子。西~中央アジアに由来するといわれ、元時代に中国に伝来した)に基づき、室町時代に日明貿易で伝わり、茶道の勃興によって広まった。なお、中国にはこの軟酪甘が現在も存在しており、長崎市には軟落甘が江戸時代に再上陸したものとしてこうさこ(口砂香)と言われる落雁がある。

江戸時代には加賀藩が大々的に製菓事業に対して奨励策を取った事から、金沢市では落雁の技術が進化しており、長生殿はこうした成果の一つである。なお、この原料である糒は軍事作戦には不可欠の食料であるため、奨励策は軍備維持における糒の在庫処分ではないかという説もある。

また、松江藩でも松平治郷(松平不昧)が茶の湯と共に和菓子を奨励したため、山川という落雁を生み出しており、前述の越の雪・長生殿と共に日本三大銘菓として挙げられている。

このように茶席菓子や供物などに用いられることが多かったことから、

茶の湯では薄茶点前に供される定番の菓子となっている。また、仏事等の供物として用いられることも多い。このことから、落雁は和菓子の中でも高級なものとされている。


中国には、雲片糕(ユンピエンガオ、yúnpiàngāo)と呼ばれる、薄手の落雁がある。



ということらしい。毎年販売してきたが、販売者などはどこへ行ってもいい加減なものだ(笑)実際は知らないことだらけである。

20060725155328.jpg

確かに、外国人が見たら、思わず衝動買いしたくもなるかもしれない。

ニッポンの夏の風物詩のひとつ。

さて、夏気分が盛り上がってきた。
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2006/07/25 15:57|風物詩を語るTB:0CM:0

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プロフィール

ろんど

Author:ろんど
高校時代に伝説のパンクバンド『Felicitous Dog』のメインボーカルとして活躍。ライブ活動多数。「今夜はオレのためにありがとう」などのMCで一躍脚光を浴び大スターの座に躍り出た。高校3年の学祭ではトリを務め、全校生徒を完全に魅了した。バンドは高校卒業時解散。
その後デュオ『Power of myth』のメインボーカルとして再び音楽活動に入る。神話的イメージとタンゴ調POPSの融合を試み新しい音楽の創造に尽力、友人、知人、他人、周辺住民の間で一世を風靡した。活動期間わずか4年で解散。
一方、大学在籍一年時に非公認サークル『創作文藝会』を有志4人らとともに創設。初代~3期の会長に就任。文芸同人誌 『ん!?』の編集長として創刊号から第9号まで手がける。
自身も小説、ポエム、エッセイ、旅行記など幅広く投稿し作家としての一面も合わせ持った。淡い青春時代の虚栄心を克明に描いた処女作『はげ』で衝撃のデビュー。『正常な狂人』『路地裏メルヘン倶楽部』『テープスペクタクル』『シルエット』『おやっさんの体験談』『山田X』『光芒の黒』『循環』など次々とヒット作を連発し、ファンタジックな世界観をやさしく流麗な文体で表現した悲喜劇が主に女性読者層のファンを集めた。また自身の旅行記を著した『中国おったまげ探訪記』『インド・ネパールぶったまげ放浪記』などアクティヴ派作家としての一面も持ち、抱腹絶倒で痛快な文体は学生諸君に夢と希望を与えた。詩人としては、銀色夏生をもじったペンネーム 金色なめを で純情恋愛ポエムを次々と発表。学内の話題を総なめにした。他、読書案内の『ろんどのやけっぱち書房』シリーズ、映画紹介の『寝巻きでシネマ館』シリーズなどがある。
第3期目には非公認サークルから大学公認クラブへと昇格させ、大学から予算がおりるようになるやいなや、連日連夜に渡って放蕩の限りを尽くした。
学生時代はインド、ネパール、インドネシア、中国、西欧諸国等海外放浪をライフワークとした。おかげで日本社会に馴染みきれないもどかしさがある。

現在はしがない会社員。一児の父。趣味は散歩と昼寝の他、特にない。座右の銘は『私が自画自賛しなければ一体誰がしてくれよう』である。

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